ITIL 4
2019 年から 2000 年にかけて発行された、ITIL の 4 つめ (?) のバージョン
ITSM プラクティスの多くを、顧客体験、バリューストリーム、デジタルトランスフォーメーションという幅広い文脈の中で再構築
リーン、アジャイル、DevOps といった業務手法を取り入れて ITIL を最新化
登場の背景
技術の進化 : これまでは大規模な開発を数ヶ月から数年単位で実施していたが、現代ではより素早い変化が求められる
ユーザーの IT リテラシーの向上
DX の波 ← 特にこの DX 対応が大きな部分
書籍体系・キーワード
ITIL® ファンデーション ITIL 4 エディション
ITIL 4 CDS : 価値あるサービスの提供、VSM (バリューストリームマップ)
ITIL 4 DSV : 息の長いサービス、カスタマージャーニー
ITIL 4 HVIT : 変化に柔軟に対応できる組織、リーン、複雑性思考
ITIL 4 DPI : 一致団結してビジョン・目標を達成する組織、GRC、ITIL 継続的改善モデル
ITIL 4 DITS : DX 推進、デジタル戦略
ITIL 4 プラクティス・ガイド : 世界の成功事例、サービスマネジメントの 4 つの側面
資格の体系
4 つのレベル
1. 基礎の理解 (1 種類)
2. ファンデーション以外の 5 つを対象に、各範囲の理解 (5 種類)
3. 複数の範囲を総合的に理解 (2 種類)
4. 全範囲を理解して、実践経験あり (1 種類)
関連
ITIL 4 の世界観
参考文献
ITIL® ファンデーション ITIL 4 エディション
ITIL 4 の教本